健康合宿のスタッフとして。前回の大失敗と今回への心持ち。
こんにちは。
コミュニティナースのマネタイズについて考えちょっとずつ実践しているいなぴかりです。
もうすぐ、楽しみにしている自然派医師主催の健康合宿があります。
初夏のさわやかな天候のもと行われるこの時期特有の「開いていく感覚」の健康合宿は、人気でもあります。
若葉がより茂るために葉を広げる感覚や生き物が生を広げていく微かな音を感じるような「開いていく感覚」。
私たち人間も、自然の一部として意識や身体を開いていく感覚を呼び覚まします。
暑い日々が続けばホタルがちらほら飛び始めるかもしれないので、より一層素敵な健康合宿となるでしょう。
全ては、自然次第。
そこも楽しむ。
自分たちの力の及ばない部分については、おおらかに楽しむという心持ってとっても大切だと思ういなぴかりです。
私が、コミュニティナースの研修中は、出発からすでに大雪笑。
どっさり降りました。
奈良の川上村で雪がしんしんと降る。
そこにいる自分。
この一つの点である自分。
家族から、住まいから遠く離れ、自分自身が一人になって、雪に隔てられたことで、私自身が、私自身の中で際立つ。
そんな感覚ってときめきます。
今回の健康合宿でも、みなさんにそのような感覚も経験してもらえたらいいなと思うのです。
健康とは、内なる自分を見つけることもまたひとつの答え。
わたしは、先生にお声がけいただいてから、ここ数年この健康合宿のスタッフとして毎回参加しています。
スタッフとしての役割は、皆さんがそれぞれ良かったと思える「場」をつくることです。
スタッフミーティングでのおしゃべりの中にある、日常の出来事からテーマ性のある部分と、先生が軸としたい部分を融合させて大まかな方向性を決めていきます。
と言っても、すでに先生の中のぶれない軸があり、合宿に参加される皆さんも、先生のお話やワークショップでの学びを得るためにいらっしゃいますので、目的が明確でサポートすることはほとんどありません。
皆さんの体調や「場」の雰囲気を遠めに観察して、それぞれの方が楽しく参加されているかをふんわりと見守ります。
実は、前回失敗したことがあり、今回は留意しようと思っています。
それは、開催側としての中立性を保てなかったことでした。
健康合宿の内容に偏りを出してしまったのです。
件の合宿は趣向を変えて、【先生に何でも聞いてみよう!】がテーマでした。
私は、スタッフリーダーを務めさせていただいたのですが、先生の話の主旨に反して偏った流れを生み出してしました。
というのは、私も参加した「裏歴史のお話し会」に参加されていた方々の参加が多かったために、そのようは色が強く出ていたのです。
陰謀論的な話の流れを変えることができませんでした。
これは失敗でした。
「場」の失敗をしてしまったいなぴかり...
元々先生は、小児科を専門としてきた医師です。
今は、里山での地域医療を展開しながら、自然に沿った農的暮らしを実践しています。
特に陰謀論者でもなんでもなく、専門分野であるウイルス細菌学の知見を実生活にも応用することの重要性を広めながら、自らの生活にも取り入れている医師です。
先生の活動を目にして、講演会のきっかけとなった主催者が、少しスピリチュアル寄りだったため、スピリチュアル系のママさんたちの流れが目立った時期があり、その流れがあるのでした。
スピリチュアル系ママさんがダメと書きたいわけではありません。
スピリチュアル系ママさんたちは、勉強熱心な方が多く、さまざまな分野に対するアンテナが高いのです。
それは、福島第一原発事故の体験が大きく関係していると感じています。
原発事故後の対応や子供への影響、これからへの希望と不安の葛藤を今もまだ身を以て体験し続けている土地柄です。
家族の健康を守る主婦としては自然派医師として活動している先生の実践は参考にしたいですし、なによりも精神的な支えになっている部分があるのだと思います。
そう考える私自身が、一人の主婦としてそのような効力感を得て、日々を暮らしています。
だからといって、依存するのは勘違いだし、カリスマとして持ち上げるのも違う。
一人ひとりが、悩んだり葛藤しながらも、自律的・自立的に暮らしを営むことを先生自身も伝えています。
しかしながら、その抑えができていなかったために偏った進行をしてしまった自分…
再度チャンスを与えてくださった先生方に感謝し、
みんなで作る、それぞれが良かったと思える合宿を目指したいと思います。